ひろ投資ブログ

米国株と高配当、国債の分散投資

個人投資家の投資期間を長くする方法

米国株を長期で保有すると年利8〜10%のリターンがあるといわれています。

かなり高いリターンであり、米国株に長期投資をすることが資産の上昇につながります。

しかし実際に長期投資をするのは難しい。

日経の記事に個人投資家の平均保有期間は3年とか出ていた気がします。

3年はかなり短く、3年だと儲かるどころか、損している確率もそれなりにあるでしょう。

ただし実際問題、私個人の感覚でも3年というのは納得いきます。

というのも私自身、3年という期間で投資できているのは「401kの外国株式」だけ。

他の投資商品は3年以上投資できていません。

 

おそらく個人投資家が長期投資できない理由として、

「株価が大幅下落すると怖くなって手放してしまう」

「持っていてもなかなか上昇せずに売ってしまう」

「単純に面白くない」

というようなことがあると思います。

普通の個人投資家に株価の大幅下落に対する覚悟は備わっていないと思います。

というか備わっている方が正直おかしいです。

自分の資産がみるみるうちに減っていく。そんな経験したことないですから。

 

この投資期間を長くする方法は、個人的な考えによると2つあります。

「下落幅を少なくする=様々な投資商品に投資して価格変動を少なくする」

「投資に目の前の餌をぶら下げる=配当金を重視する」

下落幅が少ないと「怖い」という感情も少なくなり、売りたい欲求がかなり軽減されると思います。

頭では長期投資が儲かると分かっているのだから、恐怖心が薄くなれば、理性の力が恐怖という本能に勝てる可能性は高くなります。

 

配当金をもらうということは、長期投資の合間合間にお金をもらうことを意味します。

人間は浅はかといいますか、短期的な利益しか考えられないというか、目の前の餌に弱いというか、とにかく長期投資でも短期的にご褒美を貰わないと、長く投資することができないものだと考えています。

チャリンチャリンと短期的にお金をもらうことで、なんか得した気分になり、長く持っていたほうが良いような気持ちになります。

 

そういうことで、もし長く投資できないのなら、分散投資や配当金投資をやってみると、長期投資できるようになるかもしれません。

株100%で3年しか保有期間がない方法と、高配当銘柄や債券を組み込んでリターンは低くなるが長期投資できる方法の選択肢。

私の投資方法は後者です。