投資の神様「ウォーレン・バフェット」率いるバークシャー・ハサウェイが、決算発表を行いました。
個人的にこのニュースで大事だと思ったのは、記事タイトルにあるバークシャーが赤字になったことではありません。そうではなく、投資タイミングの難しさです。投資の神様ウォーレン・バフェットでも投資のタイミングは正確にわかるものではなく、おおまかにしか分からないということです。
☆この記事で言いたいこと☆
投資の神様でも正確なタイミングはわからないのだから、私のようなプロではないものは、大まかにでも当てるだけで大正解
バフェットが大きく株を買ったのは、株価がまだ下落途中の1〜3月期
先程の日経記事にある文章に一部分です。
バークシャーは22年に入り、攻めの投資姿勢に転換した。1~3月期に511億ドルの株式を新規に購入した。4~6月期も61億ドル分の新規投資を実施したとみられる。
バフェット率いるバークシャーは、1〜3月期に511億ドルの株式を新規に購入しました。しかし4〜6月期には61億ドルに減額しています。まだ株価が下落している最中の1〜3月期に、4〜6月期より多く購入しています。
長い目で見れば、おそらく1〜3月期に購入したものも、いずれは含み益に転じるものと思われます。ただし当然ながら1〜3月期に購入したものよりも、4〜6月期に購入したもののほうが、含み益になるのは早いです。
バフェットは正確なタイミングを目指していない
おそらくなのですが、バフェットは投資タイミングの正確な時期を測っていないと思います。投資の底値は分からないということを、経験で知っているのではないでしょうか。
「素晴らしい事業をそこそこの値段で買ったほうがいい」
というバフェットの名言もあるくらいですから、時間的にシビアな底値タイミングをバフェットは求めていないと思います。
それよりも素晴らしい会社を見つけることや、弱気相場で安くなったときに買うことが、バフェットの真意なのでしょう。
それを自分自身の投資に当てはめる
今回のバフェットの記事をみて、正確に投資のタイミングを考えないほうが良い、ということを改めて考えさせられました。バフェットのやり方が100%正しいわけではないと思いますが、やはり実績のある人です。行動に学ぶべきものはあると思います。
自分自身の行動に当てはめて考えてみました。今、株価は上がっています。しかし年初来よりは下がっていますし、株価は下落している状態と言えます。またこれから再び株価が下がることも考えられます。
ですから、これから半年かけて株を買っていっても、大まかに長い目で見れば正解なのかもしれません。