ひろ投資の大原則ブログ

株と国債の長期分散投資、守りも重視します。

【NASDAQのチャート】反発の期待はあるが、本格参入は避ける

目次

結論


強い弱い ⇒ ナスダックは基本は弱いと思われます。


どう動きそうか ⇒ 非常に難しいです。レンジの下限にあると考えられるので、反発の期待はありますが、FRBの動きなどを考えると下に行くことも想定されます。


どう行動する ⇒ 非常に判断が難しいところなので、本格的な参入は避けたほうがいいです。買うとすれば、あまり痛い目に合わない程度の金額で、「買い」方向にポジションを取るのがよいと思います。下に行けば損切り、上に行けばラッキーくらいの心境です。


その行動の理由と撤退方針 ⇒ 本格的に参入するにはリスクが高すぎます。やはりFRBの早い利上げペースが、かなり相場の足を引っ張ることを考えたほうがよいと考えています。もし買いでポジションを取ると、撤退方針はレンジの下抜け、12500を明確に下回れば撤退を考えるべきです.


チャート

Investing.comより参照

MACD

反発の期待はあります。前回の下値で止まって、このまま反発する可能性があります。しかしこのまま下抜ける可能性も十分に考えられ、今の段階では、反発するのか、このまま下抜けるのか、断定はできません。


ボリンジャーバンド

バンドは下向きです。ただしバンド内の中央に戻る可能性もあるため、ボリンジャーバンドからも上に行くのか下に行くのかのサインははっきりとわかりません。


移動平均線

50日200日移動平均線を下抜けています。センチメントとしては弱気といってよいです。


チャートパターン

ナスダックのチャートを見ると、レンジ相場を形成しているようにも見えます。14500〜12500のレンジで動いているようにも見えます。ですので、このレンジを突破すると、どちらかの方向にトレンドがでるかもしれません。


FRBの動きから考える

FRBは利上げを速いペースで進めると予想されます。10年債利回りは上昇すると考えられます。10年債利回りが上昇すると、ハイテクの多いナスダックはやられる場面が増えると思います。ですので、今のFRBの動きからすると、ナスダックには向かい風が吹いていると考えるのが、基本シナリオだと思います。


ただし米国経済のリセッション懸念が強まったり、インフレ率が予想以上に鈍化したりすると、FRBの利上げペースが幾分遅れる可能性も考えられます。そうなると、10年債利回りの上昇に歯止めがかかり、10年債利回りはナスダックの邪魔をしなくなることも考えられます。


チャートを見てどう考える

上か下か判断するのは非常に難しいです。チャート的には14500〜12500のレンジ相場と思われます。ですので、現在12800あたりなので、上方向に行ってもおかしくはありません。MACDも反発の芽を出しているように見えます。


ただし50・200日移動平均線の下に位置しているように、ナスダックは弱気に傾いていると考えられます。またFRBの利上げは速いペースで進み、12月に3%前後に達する予想です。それを踏まえると、金利の上昇に弱いナスダックはやはり下にいくのかなと考えることもできます。


投資を行うとすれば、自分は少量の金額でナスダックを買います。もし下抜ければ損切り、上に行けばラッキーくらいの、本格的ではない金額で打診買いを行うのがいいのではないでしょうか。