S&P500のチャート分析です。S&P500は投資の世界で1番取引額の多いインデックス(指数)です。ですので投資をする上で1番確認しておくべきチャートだと考えています。テクニカルツールは「50日移動平均線」「200日移動平均線」「MACD」「ボリンジャーバンド」「RSI」「上値抵抗線」「下値支持線」です。日足、週足、月足で見ていきます。まずは結論です。
1.結論
ブログ管理人ただしひろとがS&P500のチャートを見て得た結論です。
まず上値の抵抗ポイントとして4060~4140を見ています。これは「上値抵抗線」「日足の50日移動平均線」「週足の50日移動平均線」から読み取れます。
3つも抵抗ポイントがあるので強い抵抗ポイントとなりそうです。しかし強いポイントだけにこれを抜けると強気相場に拍車がかかりそうです。
また一旦の調整相場も考えられます。というのも上記の抵抗ポイントが強いだけに、跳ね返される可能性は十分にあります。利確ポイントにこのあたりがよいかもしれません。
上値のポイントと下値のポイントの幅が段々と狭くなってきており、どちらかに抜けると大きく動く可能性があります。大相場に注意をしたいです。
2.日足
・50日移動平均線 → 完全に上抜け。株価が下がると下値をサポートする線となりそう。
・200日移動平均線 → 4060あたり。この4060~4100あたりが上値の1つの鍵です。後述する上値抵抗線もあるので、ここを突破できたら強いですね。
・MACD → モメンタムは強いです。しかし買われすぎ水準になる可能性がでてきました。
・ボリンジャーバンド → バンドの間に位置し特にサインはないです。
・RSI → まだ大丈夫ですが、買われすぎ水準に近づいてきました。
・上値抵抗線/下値支持線 → 上値抵抗線は4100あたり。このあたりを超えると強い。50日移動平均線もあるので、なかなか強い抵抗がありそうです。逆に下値支持線の3950あたりを下抜けると一旦の調整に入るかもしれません。
・まとめ → まずは4060~4100。ここを抜けると上方向への展開が見えてきそうです。逆に下値支持線の3950あたりを下抜けるといったん調整に入るかもしれません。幅が狭くなってきており、そろそろ大きく動くかもしれません。
3.週足
・50日移動平均線 → 4140あたり。日足の大事なポイントとかぶり、やはり4060~4140あたりが強い抵抗となりそうです。逆にここを抜けるとかなり強いと思います。しかしいったんこのあたりで反落し、調整がはいるかもしれない。
・200日移動平均線 → 下値の支持線となる線。少しづつ上がっているのが心強いです。3630あたり。
・MACD → ゴールデンクロスが心強い。週足なのでそれなりに信用できます。もっといえば、まだゴールデンクロスの下の方なのでまだ上がる余地はありますね。
・ボリンジャーバンド → バンドの間で特にサインなし。
・RSI → ちょうど真ん中あたり。サインなし。
・まとめ → やはり上値の4060~4140が鍵。今のところ3ポイント上値の抵抗ポイントを確認しています。抵抗ポイントとしてはかなり強いと思います。これを上抜けると考えることも可能だが、反発ポイントしても捉えたほうが良いかもです。
4.月足
・50日移動平均線 → 3500あたり。下値の支持になりそうです。
・200日移動平均線 → 少し離れて過ぎていて、参考にならないかもしれない。
・MACD → まだ弱気を表しているが、もしこれがゴールデンクロスをするならば、かなりの強気相場が期待できます。そうなったらやばいっす。狂喜乱舞っす。
・ボリンジャーバンド → バンドの間で特にサインなし。
・RSI → 特にサインなし。
・まとめ → 月足からは特にサインはないですが、MACDのゴールデンクロスが完成すると良い方向にやばいことになりそうです。過去をみると長期の強気相場を形成しています。ゴールデンクロスが完成する可能性はなくもないので、正直なところ、私は秘かに心躍っています。
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