ひろ投資ブログ

米国株と高配当、国債の分散投資

【週間米国債】10年利回りは少し下落0.969→0.893。今週は注目のFRB会合。

☆目次

【1週間の変化:0.969→0.893】

今週の米国債利回りは下落。したがって米国債の価格は上昇し、米国債に資金が向かったことになる。S&P500は3699から3663に下落したので、若干のリスクオフの流れとして米国債が買われた可能性がある。

しかし全体的にいえば、S&P500はまだ高値圏にある。市場全体にリスクオフの流れがあるといえば、そうとはいえない。ただ大統領選やコロナショック後、ずっとそうだが絶えず警戒感の伴う相場となっていることは否定できない

 

【注目ニュース】

注目するべきニュースとして今週はFRB会合がある。今回の会合では追加緩和があるのかなど、注目する点がある。会合次第では大きく動く可能性があるので注意したい。

 

【チャート】

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1ヶ月チャート。0.9付近前後で動いている。短期的にはどちらにも行きあぐねている感じがする。この動きは納得できるものがある。というのもFRB国債購入は続くことは間違いないので金利は下落する可能性がある。一方で経済指標は強弱まちまちながらも改善傾向にあり、株価も最高値を更新し続けている。この2つの考えが対立して短期的にはどちらにも行きあぐねている感じがある。

 

今週のFRBの会合で強力に国債購入をするようなことがあれば、国債利回り低下派の圧力が勝る可能性があるのかなと考えている。

 

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6ヶ月チャート。これだけ見ると上昇傾向にあるように見える。実際、最悪期からは上昇している。

 

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1年チャート。微妙なチャート。上に行っても下に行ってもおかしくない形。

 

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1962年から。結局1980年あたりから利回りはずっと低下傾向にある。ここまで4つのチャートをみたが、結局は利回りは低下すると思う。短期や中期で上昇する可能性はあるが、最終的には下落するというのが答え。

 

日本や欧州の利回りは0だが、米国債にはまだ利回りがある。10年債や長期債を持ってればそれなりに儲かる可能性が高いのかもしれない。利回りが上がったら買い。買いのタイミングはひょっとしたら今かもしれない。一方で経済がこのまま穏やかに回復すればもう少し利回りは上昇する可能性はある。