ひろ投資の大原則ブログ

株と国債の長期分散投資、守りも重視します。

株価はどこまで戻るか。

前回、株価はいったん反発するという記事を書いた。


株価はいったん反発か。S&P500の3600は重要な抵抗レベルが重なる。 - 米国株×日本株


その考えに今も変わりはない。予測は間違っている可能性はあるが、自分のメインシナリオである「株価は反発した後に再び下落する」というシナリオをさらに補強しておきたい。

1.取引量は少なく、深追いしない

このシナリオで大事なのはどこまで株価が戻るかということである。それと同じくらい大事なのは、戻ったとしても深追いしてはならないということである。というのも今の相場は完全に下落相場だからだ。基本は下落で儲けることを考える相場であって、上昇で儲けることはしなくても良いことである。むしろリスクを増やすという視点からしないほうがよいかもしれない。


そして取引量は少なくするべきだ。何度も書いているが、今の相場は下落相場であって上昇相場ではない。本腰を入れるのは売りであり買いではない。よって買いで入る場合は取引量を少なくするべきだ。


ただし目の前にチャンスが転がっているのでだから、何もしなければ利益を取るチャンスを失う。リスクはあるがリターンもある程度見込める局面だと考えている。自分はその選択肢を取る。


2.どこまで戻るか

ようやく本題に入るが、どこまで戻るかである。結論を書くと、自分はS&P500は4000付近まで戻ると読んでいる。しかしあまり深追いしたくないので、3900付近で売りたい。


ではS&P5004000付近まで戻るという根拠は何かというと、まずS&P500の日足チャートを見ていただきたい。

Investing.comより参照


根拠は2つあり、1.4000はちょうどキリの良い節目であること、2.50日移動平均線が4000付近にあることの2つである。なんとも弱々しい理由と思うかもしれないが、他に見るべきところがない。週足や月足、MACD、RSIなど目立つところがない。自分はこれに根拠を求める。


自分は4000まで戻ると予想するが、実際に戻れば深追いせずに3900あたりで売りたい。

3.最後に持論。投資予想に文句を言う人について

まあこの予想もこのまま株価が下がれば意味のないものになるが、投資家にとって予想し行動すること、ハズレアタリはいつものことである。


以前、高橋ダンさんの動画を見ていたときに、高橋ダンさんの予想が外れていたことに対し文句を言っていた人が多くいたが、どうしようもない人間たちで投資家というものを全く分かっていない。そのままだと一生金を得ることはできないだろう。


基本的に投資家というものは自分で考えるものである。他人の意見はあくまで参考に過ぎない。余談だが自分は高橋ダンさんは素晴らしい頭脳の持ち主だと思う。Youtubeなど金儲けのためにやっているのは間違いないが、投資予測に関してはある程度まともなことを言っている。


自分の行動を他人のせいにするのは、自分で考える力がない証拠である。自分に確たる行動原理を得ていない証拠である。自分で考えることができない人間は投資で儲けることができない。これは事実である。投資家は事実を見つめるべきである。自分自身の事実にも向き合えない人間が投資という厳しい世界で儲けられるはずがない。