ひろ投資の大原則ブログ

株と国債の長期分散投資、守りも重視します。

株価はいったん反発か。S&P500の3600は重要な抵抗レベルが重なる。

株価が下落しているが、いったん株価は下げ止まるかもしれない。テクニカル的に抵抗線が多いからだ。1つだけのテクニカル要因なら恐れるに足らないが、3つ4つとなると話は変わる。私はテクニカル的にこれ以上の株価下落を阻む4つの抵抗レベルがあると見ている。


また私が愛読しているYUTA氏のブログにも、


www.yutainvest.com


とある。YUTA氏はVIX指数と10年米国債の実質金利から、いったん株価が下げ止まる可能性をしておられる(当然ながらYUTA氏は可能性を指摘しておられるだけで、そうならなくてもYUTA氏に責任はない。しかしYUTA氏のブログは必見)。


ちなみにいったん株価は反発するかもしれないという記事を書いているが、これから株価が上昇するという話ではない。いったん下げ止まるというレベルの話である。管理人は株価の下落がいったん止まったあと、再び下落すると見ている。


今回の記事は一旦止まるという話をする。



1.前回の安値が3600

Investing.comより参照


まず上記の図はS&P500の日足チャートである。結論だけ言うが、前回の安値の3600付近に今まさに突入した。当然ながら前回の安値は抵抗レベル。前回の安値が第一の抵抗レベル。



2.日足のRSI

次に上記チャートのRSIを見ていただきたい。下限に達しているのがわかる。過去を見てみると、このレベルにくると株価が反発することが多い。これ以上、下にいったとしても大きく下がることが難しいレベルにある。従ってこのRSIが抵抗レベルの第二。



3.週足の200日移動平均線

Investing.comより参照


次にこのチャートはS&P500の週足チャートである。チャートの中にある赤線は200日移動平均線である。今、株価は200日移動平均線に近づいている。200日移動平均線は株価の大事な支持線抵抗線となるポイント。しかも日足より信頼性が高い週足レベルの200日移動平均線で、それなりに敬意を払われてもよい部分。よって週足の200日移動平均が抵抗レベルの第三。



4.月足の50日移動平均線

Investing.comより参照


チャートはS&P500の月足チャート。青線は50日移動平均線である。株価はこれに近づいている。実際には3550付近になりそうだが、それに近づいているのは間違いない。50日移動平均線も多くの投資家が見るテクニカル。この月足の50日移動平均線が抵抗レベルの第四。



5.一旦反発か

冒頭にも書いたが、1つのテクニカルなら簡単に破られるかもしれない。しかし3600付近にここまでの抵抗レベルが重なると、紐を何重にもして強くするように、株価をそう簡単に通さないレベルとなる。なぜならより多くの投資家が見るポイントだからだ。管理人は3600はそう破られないレベルだと見ている。


また株価は一方的に下がる続けるが、どこかでいったんの下げ止まりや反発というものがある。それが3600を起点に始まってもおかしくはない。


ただしこの反発は強気相場への移行ではないと考えている。弱気相場の中のいったんの反発だと考えている。管理人としては売りで入ったポジションをいったん解消して、しばらく様子見をしようと考えている。様子見しながら再度の売りどきを探す時間となりそうだ。