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FRBの動きを考える
まずは基本となるFRBの動きから考えます。基本はインフレ抑制です。7月の1%利上げがどうたらありますが、それは私は問題視していません。12月時点でのFRBの政策金利がどれほどになるのかが重要です。
その前に書きたいのは、FRBは利上げを継続するのか。インフレがどうなれば利上げを停止するのか。おそらくインフレは高止まりします。もし鈍化傾向を示すならば、FRB利上げを停止するのか。それとも明らかにインフレが落ち着くまで政策金利を高いまま維持するのか。
おそらく景気が大幅に鈍化しない限り、ある程度、金利を上げる必要があると思います。だから景気の鈍化状況、インフレの鈍化状況、この2つを同時に見ていく必要があります。インフレ鈍化で景気が悪化しているならば、利上げを停止する可能性はあります。そのあたりの難しいところを見る必要があります。
市場が見る政策金利
7月のFOMC見通し
12月のFOMC見通し
7月にまだ1%利上げをする予想もありますが、個人的には12月の利上げ予想が3.5〜3.75%が低いのではないかと考えています。ブラード総裁は3.75〜4.00%あたりを想定しています。そして、今までのブラード総裁の見方は正しかったです。それに比べて市場の見通しは少し低い。まだまだ波乱はあると見ています。
10年債利回りの動き
少し動いていますが、最終的には3%を超えると思います。そして2年債利回りとの差が縮まる動きになると思います。というか2年債利回りもまだ低いので、10年債利回りには上昇圧力がかかるのではないかと予想しています。
経済イベント
来週が重要な週です。ただし結果は見えていて、0.75%の利上げでしょう。あとはFOMC後のパウエル発言、市場の反応です。また決算シーズンでアップルなどビッグテックの発表があります。ここは重要でしょう。
まとめ
株は難しい。今でも十分に上昇したので、下落のリスクが高くなりました。ただしこのまま一気もあります。個人的にはJNJを持っています。