ひろ投資の大原則ブログ

株と国債の長期分散投資、守りも重視します。

【6月15日・どの資産を持ち、どこまで稼ぎ、いつ撤退するか】株。短期的な反発を予想。

【月日どの資産を持ち、どう稼ぎ、どう撤退するか】

目次

結論


今は何を持つべきか ⇒ 株を少量


どこまで稼げるか ⇒ FOMCで0.50%、もしくは0.75%の利上げだと株にチャンスあり。0.50%だとなおよい。それでも短期売買に徹するべき。保有は1週間が限界か。


いつ撤退するか ⇒ FOMCで予想外の1.00%の利上げをすると逃げる。



ではこの結論に至った理由を書きます。

FRBの動きから考える

まずは基本となるFRBの動きから考えます。


FRBの基本的な行動は「インフレを抑えるために、金融引締め・金利引き上げ・資産圧縮」です。ですから金融市場の基本的な流れは「株安、債券安、ドル高」となります。


ただし難しいのが、市場がFRBの動きを先走って織り込みすぎた結果、株価や米国債の動きが極端に振れることです。市場の予測の間違いが起きた場合、基本的な流れとは逆の方向に進む可能性があるということです。


本日はFOMCを控えていることもあり、過度なポジションを持つことは控えたほうがよいと思います。個人的には株安は行き過ぎだと考えています。反発はあると思います。市場は0.75%の利上げを見込んでいますが、6月は0.5%の利上げだと想定しています。そうなると株は反発の可能性が高いです。


インフレは進んでいますが、それはエネルギー価格と食料価格が主な要因です。不動産価格など明らかに下落している分野もありますし、政策金利の引き上げは効果が出ています。また0.75%の利上げは大きすぎて経済への影響が甚大です。すでに効果が出ていると思われる政策金利の引き上げを、経済への影響を犠牲にしてまで上げる理由はありません。例えFRBが1.00%の利上げをしても、エネルギー価格や食料価格に直接的な影響を与えることはできません。あれは政治的な理由が大きいです。


FRBは事前に言っていたとおりに0.5%の利上げをすると考えていますので、株の資産は持つべきだと考えています。0.75%の利上げでもそこまで売られることはないと考えています。


ただし想定がはずれ、1.00%の利上げをすると即刻逃げたほうがいいです。


今持つ銘柄の理由と撤退方針

持つ銘柄 株。中国株が良いが、米国株、日本株でも良いと考える。


理由 FOMCで厳しすぎる市場の想定が崩れると考えているから。


撤退方針 FOMC、1.00%の利上げをすると逃げる



※このブログは短期売買を中心に取引しています。ですから予想が外れたらすぐに逃げる、またはそれを見越してポジション数量を少なくなるなどのリスク対策を行っています。その点をよく考えて自ら投資を行ってください。