ひろ投資の大原則ブログ

株と国債の長期分散投資、守りも重視します。

【3月23日・米国株まとめ】リスクあるが、株価が上昇している相場。見極めは難しいので、ディフェンシブな銘柄に逃げるのが良いか。

目次

【結果】

米国株は下落です。VTI-1.36%,S&P500-1.23%,NYダウ-1.29%,NASDAQ-1.32%,ラッセル2000-1.49%。


【動いた理由】


米国株が上昇した理由ですが、特に理由は見当たりません。「株はインフレヘッジとして見直されている」とブルームバーグに書いていましたが、それは短期的な上昇の理由ではない気もします。


個人的に思うのは「ショートポジションの戻し」「国債金利低下=国債価格上昇≒株から国債への資金移動」という投資家の行動の結果、ただ株価が下落したように思います。


【ニュース】


FRB幹部のタカ派コメントは相変わらず続いていますし、ウクライナ問題も終わりが見えません。また原油価格の高騰も終了していません。


【どう考え、どう行動するか】


非常に難しい相場です。リスク要因はたくさんありすぎるくらいあります。一番大事なことはFRBによる利上げと、米国経済のリセッション入りがどうなるかです。インフレが米国経済に打撃を与える、またはFRBによる大幅利上げが米国経済に打撃を与える、かなり可能性の高いシナリオのように見えます。


ただ現実的に株価は上昇している現象をどう見るか。米国経済に懸念がある、という理由などどうでもよく、現実に株価は上昇しています。株価には未来を予見する力があると言いますが、株価の上昇で将来の経済は良いのではないかとも思わせます。


実際の雇用状況は良いわけですし、企業業績も良いです。


今の状況からどう行動を見つけるのか。リスクが高いので株を持ちたくないが、株価が上昇すれば利益を取り逃がしてしまいます。やはり株を持ちつつ、ヘルスケアなどややディフェンシブな銘柄を厚めに持つべきかなと考えています。