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【1月26日・米国株チェック】市場はどうなるかわからない。キャッシュ多めに慎重に行動する。

目次


米国株式市場のチェックです。日曜日に今週の見通しを書いた記事を書きました。その記事の内容をベースに、現時点での米国株の状況をチェックしていきたいと思います。まずは結論を述べたいと思います。


まず株式市場はどうなるかわからないと予想します。理由はFOMCがあるからです。FOMCはかなり大きなイベントです。結果次第で、上にいくかもしれませんし、下に行く可能性もあります。FRBがインフレを退治していると決意している以上、株式市場にプラスになる金融緩和的な態度、ハト派姿勢はないと考えるのが筋です。ただ材料出尽くしで上に行く可能性もあるので、一概にはいえません。ですからわからないが予想です。


ですので日曜日時点でVTI50%、キャッシュ50%と書きましたがそれを継続します。今から下に行く可能性も十分にあるので、慎重に行動するほうが良いと考えています。また日曜日に「私のようにVTIの長期保有を考えていない場合は、さらにVTIの割合を下げるとか、手仕舞いするのも選択肢かもしれません」と書きましたが、これもそのまま当てはまると考えています。


次にこの結論に至った経緯を1つずつ解説していきます。


1.日曜日の予想と今の現状:FOMC次第で状況一変に注意

まずは日曜日の予想と現在の状況を比較したいと思います。日曜日の段階では、今週の株式市場は

「今週からしばらくは株式市場は良くない地合い」「今回はさらにキャッシュ比率を上げて、VTI50% 、キャッシュ50%にするのがいい」「私のようにVTIの長期保有を考えていない場合は、さらにVTIの割合を下げるとか、手仕舞いするのも選択肢」


と予想していました。一言でいうと「良くない相場」を考えていました。


現在の状況は、VTIは月曜日に上昇しましたが、火曜日は下落しています。2日間ではやや下落。「現時点では良くない相場」が続いています。現時点では予想はある程度当たっていると思いますが、現時点での状況はもう関係ありません。


今週はFOMC次第です。FOMCが市場の雰囲気を一変させる可能性はあります。市場の悲観を更に強める可能性も十分にあります。現時点での予想は明日以降まったく通用しなくなる可能性があります。


2.米国10年債利回り:1.78%程度で落ち着く

次に株価に大きな影響を与える、米国10年債利回りの動きです。26日時点で、1.776%となっています。先週金曜日とほぼ同じ水準です。1.78%あたりがとりあえずの落ち着く水準でしょうか。ただ24〜25日にかけては1.7%台前半まで下げました。基本はFRB金利引き上げで、10年債利回りは上昇すると予想するのが筋です。しかしリスクが高まると国債を買いに走ったり、金利が上昇すると利回りに魅力を感じて、買いに入る投資家もいるようです。


3.経済指標とイベントの状況:FOMCは要注意

次に今週の経済指標とイベントの状況を確認しておきます。月、火曜日と発表はありませんでしたが、水曜日は重大なFOMC後のパウエル議長の発言があります。今後の金利引き上げペースはどうなるのか、資産の縮小はどうなるのか、インフレをどうみているかなど注目点は満載です。どういう発言がでるのか、予想は非常に難しいです。


以前は株式市場が下がれば、パウエルさんの株式市場を支援する発言が期待できました。しかし今はインフレを抑えることが一番大事。市場に期待を持たせるような発言≒金利の引き上げを遅らせるとか、2022年後半にはインフレ率は落ち着く、経済を十分に支援するなどの、株式市場を支援する発言はしづらいのではないかと思われます。


なぜかというと、今までのそのような発言がインフレ率の高騰を招いた部分があるからです。FRBが2021年に政策金利を引き上げていれば、ここまでのインフレ率にはならなかった可能性はあります。要は変な期待をもたせるような発言はしては駄目な状況にあるということです。


4.動いているセクター、銘柄:バリュー系は堅調、ナスダックは値動き荒い。

大きく動いているセクターや銘柄のチェックです。まずVTIはやや下落しています。VTIの中身を見ていくと、バリュー系は比較的に堅調です。火曜日はNYダウは−0.19%、VYMは+0.07%とプラスを維持しています。というか余り動いていないという方が正解かもしれません。


一方ナスダック系は大きく動いています。月曜日は大きくプラス、火曜日は大きくマイナスでした。ナスダック系が市場を動かしているといっても、過言ではない相場です。ナスダックには今は近づかないほうが無難です。運良く一日上昇したとしても、次の日、その次の日はどうなるのかわかりません。


火曜日は原油銘柄と、旅行関連銘柄が上昇しています。市場平均はマイナスでしたが、このあたりの銘柄は大きくプラスになった銘柄があります。日曜日の記事で「XLEを売ってキャッシュに変えて、VTI50%、キャッシュ50%」と書きました。XLEを売ったことで利益を取りそこねましたが、現時点では静かにキャッシュポジションを高めておく選択肢は悪くないと思います。


5.まとめ:今週の株式市場の動き、そしてVTIに対する見解

最後に今週の株式市場とVTIにたいする見解です。今週はとにかくキャッシュポジションを高めておくのが正解だと思います。


理由は、


①現時点で相場は悲観に傾いていて、それが急に回復するとは思えないから。

FOMCでさらに悲観に傾く可能性は十分にあるから。FRBはインフレを退治するのが急務なので、市場を支援するような発言がでるとは思えない。


からです。ひょっとしてFOMCが終わって、材料出尽くし的な感じで買われる可能性はあります。ただし今のところ、リスクのほうが高いので慎重に行動するほうが理に適っています。もしかして利益を取り逃すかもしれません。しかし失う可能性もあります。どちらかわからないときは、とりあえず慎重に行動するほうが良いと思われます。


今年は去年とは市場環境が大きく変化しています。