米国株×日本株

米国株はインデックス、日本株は配当金投資

【11月1〜5日/米国株式市場の状況とVTIの動き】大幅上昇の米国株。まだ降りるには早く、保有継続がいい。

目次


米国株式市場の状況とVTIの動きを考察し、今後の投資行動の基にしようという記事です。まずは結論を述べたいと思います。今、米国株は絶好調です。私も含み益がでていますが、株を売ることはせずに保有したままでいます。経済指標をみると、雇用統計・ISM製造業・非製造業景況すべてが良かった。これは企業業績にも反映されています。また金利も低下しています。


株価は上がりすぎたので、これからもドンドン上昇することはないかもしれませんが、まだまだ上る可能性はあり、ここで降りるのはまだ早いです。まずはしっかりとホールドしておくのが良いと思います。


次に結論を導いた理由について、1つずつ考察していきます。


1.VTIと主要指数の動き

まずはVTIとS&P500、NYダウ、ナスダック、ラッセル2000といった、主要指数の先週1週間の動きです。


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VTI+2.30%、S&P500+2.00%、NYダウ+1.42%、ナスダック+3.05%、ラッセル2000+6.08%となりました。株価は絶好調ですが、グループによって差がついています。NYダウは最低です。ラッセル2000は週間で6%も上昇。小型株に資金が集めっている構造が見えます。


2.VTIのチャート

次にVTIのチャートです。


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9月の高値を超え、最高値を更新し続けています。50日移動平均線も大きく超えています。正直、一体どこまで行くのだろうかと、呆然と眺めています。どこまでいくのか分からないので、まずは保有を続けていきたいと思います。過去のチャートをみると、上昇を続けている時期のほうが圧倒的に多いので、上昇を続けると考えて保有を続けるのがいいと思います。


3.主要指数の予想PER

主要指数の予想PERです。ウォールストリート・ジャーナルより参照しています。S&P500の予想PERは22.45、ナスダック100は30.37、NYダウは18.89、ラッセル2000は33.75となっています。


金利が低いのである程度の高PERは正当化出来ますが、高いなと感じます。過去のS&P500の予想PERを見ると、24倍を超えたあたりから危ないかなと感じます。まだ大丈夫かなと思いますが、これ以上の上昇を続け、24倍を超えると警戒したいです。


4.FRBの動き

FRBの動きです。まずはテーパリングを開始しました。量的緩和の縮小の一歩です。これから問題は2つあり、それは利上げの時期と次期FRB総裁人事です。


パウエル議長が言うには、利上げ開始はテーパリングが終了したと同時ではない、ということです。また高インフレは一時的ということを言っています。ですから「利上げは急がない」というメッセージです。「利上げは急がない」というメッセージは株価にはプラスです。ただし利上げは急がないでしょうが、2022年に最低でも一回の利上げが見込まれています。


FRB人事はパウエル議長の再任が微妙な感じです。パウエルさんはマーケットを上手くコントロールしているので、能力はあると思います。マーケットもパウエルさんだと安心感があると思います。ただしパウエルさん自身を含む、FRB幹部による株式投資問題で再任が危ぶまれる状態です。公認にはブレイナードさんが見込まれていますが、ブレイナードさんの手腕が未知数ということもあり、パウエルさんのほうが今のところ安心感はあります。ただしブレイナードさんはハト派金利の引き上げには最大限反対する姿勢を示すので、株価にはプラスの可能性があります。


まあ金利の引き上げを伸ばすと、逆に別の問題が生まれるので良いとばかりは言っていられませんが。FRB人事は今後の株価波乱要因になるかもしれません。


5.米国10年債利回り

株価に大きな影響を与える、投資の大事な指標の米国10年債利回りの動きです。先週金曜日時点で、1.455%となっています。随分下がりました。1.5%を切ってくるとは驚きですが、株価にはプラスです。


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6.経済イベント

先週1週間の重要な経済イベント、指標です。


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先週の経済指標は、すべて相当良かったです。雇用統計は予想を超えてきましたし、ISM非製造業景況指数は予想62.0を大幅に超える、66.7。コロナが終わり、サービス部門に客が流れている様子が窺えます。


雇用統計では賃金も前年比4.9%と上昇したことが確認されました。インフレが起こっても賃金上昇で相殺されていますので、米国民の購買力が落ちているとは考えられません。


雇用も増加、サービス業、製造業ともに好調、賃金も上昇している。米国経済はまさに絶好調と言っていいと思います。


7.今後の米国株式市場とVTI

これまでの事実を考察し、今後の米国株式市場とVTIについて考えてみます。いくつかのシナリオがあると思います。


まずはこのまま株価が上昇を続けるパターン。一度火がついたら株価は止まらないパターンがあります。今回もそのパターンになる可能性もあります。


次に流石に高すぎるので、横ばいを続けるパターン。それか少しだけ上げる。個人的にはこれであって欲しい。理由は株価が上がりすぎると、後が怖いからです。


最後に株価下落のパターン。このパターンはあと1週間はないと思います。今は完全にブル相場ので、8日の月曜日に急変することは無いと思います。変わるにしても横ばいから下落。または足踏み状態のようなやや下落。ただし何か突発的事項があれば話は別ですが。


消去法でいくと、株価急落パターンはあと1週間はない。とすれば今週は上昇か横ばい、やや下落。どれも大きなキズにはならない展開です。とすれば株を保有していても問題ない。何より重要なのは、保有株を売って上昇に乗れないリスク。これが怖い。


ですから今週は株を売ることはせずに、保有したまま静観でいいのではないかと考察します。


新規購入はどうかなと思いますが、まだいけるのかなとも思います。広瀬隆雄さんはフルインベストメントでOKと言っていますので、まだいけるのかもしれません。広瀬さんは1月まで強気相場が続くと考えているはずなので、11月くらいまでは株を買ってもいいのかもしれません。