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主要指数の動き
1週間でS&P500は−2.00%、ナスダックは−1.94%、NYダウは−1.90%、ハイパーグロース銘柄の多いARKKは+0.24%となっています。中国恒大集団の債務問題や米国のテーパリングが開始される懸念で、調整局面に突入しています。
ただしハイパーグロース銘柄の多いARKKは+を維持。成長期待のあるハイパーグロース銘柄には資金があつまっているのかもしれません。
米国10年債利回り
ハイパーグロース銘柄に影響を与える米国10年債利回りの動きです。現在は1.319%。最近は1.3%台で推移しています。チャートは1年間チャートですが、ここ数ヶ月は1.2〜1.4%の範囲で動いています。テーパリング開始となると、FRBのよる国債購入の資金が鈍るので、流石に利回りは上昇でしょうか。そうなるとハイパーグロース銘柄には、逆風となる可能性もあります。
ハイパーグロース銘柄の動き
代表的なハイパーグロース銘柄の動きです。
主だった動きとして、NCNO+4.16%、GDRX+3.92%、TSLA−2.18%、CRWD−2.10%など。NCNOとGDRXの動きが最近いいですね。決算が良かったですし、NCNOはウェルズ・ファーゴとの契約がありました。
TSLAとCRWDは最近の株価の動きが良かった反動でしょうか。テスラは中国の影響があるかもしれません。CRWDは業績は相当いいですが、株価が上げ過ぎな気がします。
個別銘柄のチャート
今、気になっている銘柄のチャートです。今回はGDRXとZOOM。
GDRXは8月から株価がずっと上げっぱなし。調子いいです。決算が良かったというのが主な原因。前回の高値59ドルくらいにいってもおかしくない勢いです。「カップウィズハンドル」を形成しそうな感じもします。しかしGDRXのような小型株は何があるかわかりません、、。
次にZOOM。株価はギリギリ前回の下値で踏ん張っています。反発狙いで買う人もいるかもしれませんが、ZOOMの成長率が落ちていることを考えるとなかなか難しいですよね。成長しないというわけではなく、成長率が落ちていることが問題。PERやPSRが高い数値をつけるわけにもいかないので、高値を追っていく感じではない気がします。
もうハイパーグロース銘柄という風には呼べないかもしれませんね。しばらくウォッチは続けますが。
これからのハイパーグロース銘柄への考え方
じっちゃまのYOUTUBE動画で、
9・10月の相場が悪い時期が終えたら、小型のハイパーグロース銘柄を考えたい
というコメントがありました。
じっちゃまは常々、9・10月は相場が悪いと言われていました。私もじっちゃまに従い、現金比率を25%にまで高めました。すでに株価が下落しているので買いたい気持ちもありますが、ここはぐっと我慢しています。
10月もしくは11月に、気になる小型のハイパーグロース銘柄を買っていきたいと考えています。
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