目次
- 1.マーケットタイミングは意味がない
- 失敗例①投資した途端に株価下落
- 失敗例②チャート分析も外れることがある
- 失敗例③決算が良いのに株価が下がる
- 失敗例④株価が大きく下がって動揺し、売ってしまう
- 失敗例⑤株価が上昇したので売ったら、さらに上昇
- まとめ:個人投資家はシンプルに続けるのが良い。株式市場の動きに付き合う必要はない。
1.マーケットタイミングは意味がない
今回は個人投資家の投資方法です。個人的経験から学んだ「マーケットタイミングを図るよりも、積立投資のほうが儲かる」理由について書きます。
今回の記事は私の個人的経験を書いた記事になりますが、「マーケットタイミング」はほとんど意味がないということは、投資の世界ではよく言われていることです。
投資初心者ほどマーケット・タイミングを気にし、分散投資に無頓着〜SBI証券 広瀬の外国株式・海外ETFデビュー講座より〜
やってはいけないタイミング投資!なぜ人は投信で失敗するのか? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
このようにマーケットタイミングを図ることは意味がないというのは、投資の常識といっていいのかもしれません。
今回はこの常識や研究から導き出された結果を深堀りすることではなく、私の個人的経験則から、「マーケットタイミングを図らずに積立投資をしたほうがいい」という理由について書いていきたいと思います。理由は「株価の先行きは分からず、マーケットタイミングではなく定期的に積立投資を行ったほうが儲かる投資法だから」です。
積立投資はシンプルなのですが、シンプルだからダメということはなく、シンプルだから良いと考えています。難しくないから良い。以下、投資を複雑にした結果、失敗した例を挙げていきます(すべて実体験)。書いている途中で涙がでてきました。
失敗例①投資した途端に株価下落
私は投資の経験だけは長いです。で、個別株投資もやってきましたが、「銘柄を買った途端に株価下落」ということは何度も経験し、痛い目に会ってきました。おそらく多くの個人投資家さんの中にも、同じ経験をした人は多いはず。
買った途端に株価が上がることもあります。しかし買った途端に下がる場合の方が多い気がします。これはおそらく行動経済学の「プロスペクト理論=人は得をしたい思いよりも、損をすることを嫌う思いの方が大きい」が働いているのかもしれません。
ただ買った途端に下がることは多いです。そして損切り、儲からないままに終わるパターンが多い😭😭。
失敗例②チャート分析も外れることがある
完璧にチャート分析をして、このポイントで買えば損をしないはず。そう考えて買った銘柄が結局は下落。損切りで終わる。これもよくあるパターンです(実体験www)。
失敗例③決算が良いのに株価が下がる
決算。これは非常に美しい言葉です。決算の良い企業、市場予測を上回る。ギャンブルではない、実質的な感じがします。ただしこれにも残念ながら失敗例があります。市場予測を上回り、良い決算を発表した。しかし株価は急落(実体験www)。もう本当に株式市場はわかりません。そういう例は1つとか2つではなく、けっこうあるんですよね。
失敗例④株価が大きく下がって動揺し、売ってしまう
これは思い出すのも痛いですwww。株価が下落したら、怖くなって売る。俗に言う「狼狽売り」。そして売ったら上がるという、情けないパターン(実体験)。
本当に私は相場が下手で、この狼狽売りは典型的な下手くそさです。しかし、私を笑える人は投資家の中に大勢はいないでしょう。
失敗例⑤株価が上昇したので売ったら、さらに上昇
私でもたまにトレードが成功することがありました。「よし株価が上がった、売ろう」→→→「株価がさらに上昇する、利益を取り逃がす」(実体験)。これもよくあるパターンです。
まとめ:個人投資家はシンプルに続けるのが良い。株式市場の動きに付き合う必要はない。
そろそろ涙で前が見えなくなってきたのでやめますが、この失敗例は私だけではないと思います。大勢いるはず。いつも書いていることなのですが、ネットや本に現れる成功者は一握りの人だけなんですよね。
投資の失敗に共通するのは私が考えるに、おそらく「感情」です。感情があるから怖くなったり、変な自信を持ったり、事前に決めたルールを守れなない。結果、失敗する。しかし人間だから感情があるのが当たり前。
ここまで書いておいてなんですが、積立投資は完璧な投資法ではないかもしれません。なぜなら実際に、マーケットタイミングを図る投資法で儲けている人は存在するからです。積立投資より遥かに儲けている人がいます。
ただし、その成功者の数は割合的に相当少ないです。正確な割合はわかりません。しかし少ないのは間違いないです。Twitterを見ると、成功者にはフォロワーがたくさんついています。成功した発信者より明らかにフォロワーの方がはるかに多い。みんなが成功しているのなら、成功者に多くのフォロワーがつくことはないでしょう。成功者一握りの構図が見えます。
私は数少ない成功例のマーケットタイミングを図る投資より、誰でも成功できる確率の高い、シンプルな積立投資の方が価値はあると思います。
難しいことをして失敗するより、シンプルなことを続けて成功する。こっちのほうが遥かに良いです。投資には皆が成功できる手段が用意されています。株式市場の変な動きに付き合う必要はなく、淡々と積立投資を行う、これが一番です。Simple is Best。
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