【ハイグロ1週間】ハイグロ調整突入!主要3指数は若干の下落もハイグロ大幅安!ARKK−7.24%!ZOOM−6.00%、CRWD−5.48%、Affirm−14.50%、RPRX−2.92%。

 概要:ハイパーグロース銘柄の株価1週間。先週はハイパーグロース銘柄はかなりやられました。S&P500は−0.97%の微減でしたが、ハイグロ銘柄の多いETF「ARKK」は−7.24%と大幅安。ハイパーグロース銘柄に属する銘柄は、かなりやられています。NYダウは−0.52%、ナスダックは−1.87%と下落。NYダウ・ディフェンシブ系銘柄は健闘、ナスダック・グロース・小型系銘柄に売りが出ています。

 ハイグロの調整理由ですが、きっかけは消費者物価指数で市場予想を上回る数値。それと最近のハイテク銘柄の株価上昇は、どこかで調整場面を迎えることが必要だったと思います。ただしこの調整期間は8・9月で終わり、再び上昇相場に戻ると考えています。

ハイグロ軒並みやられる。きっかけはCPIだが、いずれ調整は訪れていた

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 ハイパーグロース銘柄、先週はかなりやられた1週間でした。私の主力銘柄ZOOMは−6%。そして株価好調だった銘柄も今回は調整に巻き込まれ、CRWD−5.48%、ROKU−7.33%と大幅安となっています。その他、RPRXは−2.92%、Affirm−14.50%、coin11.37%、wish−16.79%となっています。

 株価下落の理由ですが、冒頭でも書いたように7月13日発表の6月分の消費者物価指数(インフレ率、CPI)がきっかけ。結果は市場予想の4.9%を上回る5.4%となりました。13日までハイグロ銘柄は好調でしたが、14日から株価の雲行きが怪しくなり15日は大幅下落。

 ただし消費者物価指数の高止まりは一時的だという見方も根強いです。またハイグロ銘柄に強い影響与える10年債利回りも以前低いまま。ハイグロを巡る環境は悪いとはいえないのですが、株価は下落しました。消費者物価指数が高いから下落したというより、上昇ペースが続いていたハイグロ銘柄には調整が必要で、消費者物価指数は調整のきっかけとなったのだと思います。

ARKK−7.24%。NYダウ・生活必需品・公益・ヘルスケアは健闘。ハイグロ・ナスダック・エネルギー・小型株あたりがやられている。

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 ハイグロの多いキャシーウッドのARKKは−7.24%と大幅にマイナス。一方でNYダウは主要3指数の中で健闘しています。中でも生活必需品や公益、ヘルスケアセクターが健闘しています。ディフェンシブなセクターですね。「ディフェンシブな銘柄にシフトする」っていうのは広瀬隆雄さんが以前、言われていたことです。広瀬さんの見識の高さに改めて驚かされます。

【じっちゃま学び】FRBテーパリング開始表明、薬品・食品のようなディフェンシブ株へのシフト、FRBの政策変化 - まさひろのUSstock

 反対にハイパーグロース・ナスダック・エネルギー・小型株などのセクターはやられています。エネルギーを除くハイグロやナスダック、小型株は比較的にリスクのある資産。消費者物価指数が高く、先行きが分からない展開になったので、リスク資産より安全な公益や生活必需品、ヘルスケアセクターに資金がシフトしました。景気減速局面に入ったことも資金のシフトを後押ししている面があります。

【個人的見解】しばらく調整は続くが健全な流れ。上昇1波が終わっただけ。

 ハイグロの調整がやってきましたが、個人的には、この調整は一時的で8月まで続くと考えています。下手したら9月。7月中は調整がつづくのではないかと。そして調整期間を経た後、いずれ上昇相場が再びやってくると予想。今回やってきた調整は上昇の第1波が終わり、相場を冷やす調整期間に入ったとみるのが正解だと思います。というかむしろ健全な流れ。やはりハイグロ系は基本的に決算が良く、後はバリエーションの問題なので、調整の期間は必要です。


 次回の消費者物価指数の発表(8月11日)、もしくはジャクソンホール(8月26~28日)あたりで流れが変わって、ハイグロの調整期間が終わるのではないかと考えます。次回の消費者物価指数で市場予想よりも低い数値が出れば良いですし、仮にでなくても、ジャクソンホールでテーパリング表明を行えば、流れは変わると思います。次回の消費者物価指数が市場予想よりも高い数値がでれば、FRBはテーパリング表明をせざるを得ないです。必要なのはある程度の時間と何かのきっかけ(イベント)だと思います。

10年債利回りは1.3%。低下傾向は続いている。

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 株式市場に重要な影響を与える米国10年債利回り。今回は1.3%まで低下。低下傾向は続いています。消費者物価指数は上昇しているのに、国債利回りは低下。おそらく国債市場は景気の減速を予想しているのだと思います。景気減速→国債買っとけ。