この記事は成長率の高いハイパーグロース銘柄を紹介しています(管理人の視点によるものと、あらかじめご了承ください)。米国には成長率の高いハイパーグロース銘柄が、数多くあります。その中から管理人・青木マサヒロが特に気になった銘柄をピックアップ。成長率40%以上の銘柄を選んでみました。調べてみると素晴らしい企業が多かったです。記事を書いていて感じたのは、ハイパーグロース銘柄は時代の流れに乗った企業が多いこと。経営者が素晴らしく、時代の流れに乗ることがハイパーグロース銘柄の条件かもしれません。
(Twitterで株式市場や経済状況の発信をしています。株価速報、セクター動向、FRBの動きを素早く紹介しています青木マサヒロ🇺🇲米国株、そろそろ上がってください (@BuyAmericaJA) | Twitter)。
そもそもハイパーグロース銘柄とは?
早速といきたいところですが、まずは「そもそもハイパーグロース銘柄とか何か?」。厳密に言うと、ハイパーグロース銘柄という言葉の定義は「成長率40%以上の企業」です。
masahiro-us-stock.hatenablog.com
この定義は「世界経済フォーラム」という組織が定義つけしています。しかし実際に、世間でハイパーグロース銘柄という言葉が使われる場合、これは意識されません。40%以上の成長率という厳密さはなく、比較的新しい企業でまだまだ成長力を維持している企業、という場面で使われることが多いように感じます。例えば、テスラ、ズーム、クラウドストライク、ドキュサインなど。勢いのある企業というニュアンスでしょうか。逆にアップルやアマゾン、グーグルはハイパーグロース銘柄とは言われません。呼ぶとすれば「グロース銘柄」でしょうね。
ハイパーグロース銘柄一覧
ハイパーグロース銘柄の一覧です。先程も書いたとおり、厳密な定義はありません。ただし今回取り上げたのは直近の成長率が40%以上の企業を取り上げています(2022年2月2日現在、四半期決算ベース)。名前の次の()には株式市場でのティッカーシンボル、そしてその会社の事業内容をざっくりと一言で書いています。またリンク先はGoogleFinanceです。
☆テスラ(TSLA)→電気自動車
☆クラウドストライク(CRWD)→クラウドセキュリティー
☆ドキュサイン(DOCU)→電子契約
☆オクタ(OKTA)→ログイン管理
☆テラドック(TDOC)→遠隔医療
☆ロク(ROKU)→家庭動画プラットフォーム
☆ファイバー(FVRR)→フリーランスのプラットフォーム
☆トゥイリオ(TWLO)→クラウドコミュニケーション
☆ピンタレスト(PINS)→写真共有
☆ユニティソフトウエア(U)→ゲーム開発プラットフォーム
☆ロブロックス(RBLX)→ゲームプラットフォーム
☆レミットリーグローバル(RELY)→国際送金
ハイパーグロース銘柄にはネット関連企業が多い
ハイパーグロース銘柄一覧の記事を書いていて感じたのは、「やっぱりネット関連の企業が多いな」ということ。テスラは電気自動車ですので少し違いますが、大多数はネット関連の企業です(テスラもネットを駆使した自動車と言えますが)。現実世界で現実のモノやサービスを売るというよりも、ネットの世界=デジタル技術を使用したサービスを提供している企業ばかりです。
デジタル技術の成長の限界は、現実にモノやサービスを売るよりも、限界の幅がものすごく広いです。アップルやグーグル、アマゾンなど、すでに巨大になったデジタル企業もまだまだ成長しています。もし成長率の高いハイパーグロース銘柄を探すのなら、ネット関連から探すのがいいかもしれません。
ハイパーグロース銘柄に投資するなら注意点も
素晴らしい成長率を見せるハイパーグロース銘柄ですが、投資するには注意も必要です。それは成長率=株価が高い、というわけではないことです。株式市場は企業の業績だけで動いているわけではなく、金利やFRBの動向、政治、国際情勢などによって左右されます。特にハイパーグロース銘柄と呼ばれる銘柄は金利の動きに敏感です。金利が上昇すれば、ハイパーグロース銘柄の株価は下落するのが一般的です。ですからハイパーグロース銘柄に投資するのなら、10年債利回りの動きは必ずチェックしましょう。
(Twitterで株式市場や経済状況の発信をしています。株価速報、セクター動向、FRBの動きを素早く紹介しています青木マサヒロ🇺🇲米国株、そろそろ上がってください (@BuyAmericaJA) | Twitter)。
☆ハイパーグロース銘柄に詳しいじっちゃまの経歴
masahiro-us-stock.hatenablog.com
☆こちらの記事で週間の株式市場の動きをまとめています。
masahiro-us-stock.hatenablog.com