広瀬隆雄さんこと「じっちゃま」から学ぶ記事です。じっちゃまのYou Tubeを見ていると、よく宇宙関連の銘柄が出てきます。正直、私は宇宙関連と聞いて「???、どうやってビジネスにするのだろう?」と感じます。しかし広瀬さんがここまで口にするのだろうから、アメリカではホッとなビジネス領域になるのかもしれません。そこで今回、宇宙関連の企業をじっちゃまのYou Tubeや記事から学んでみました。
- 【情報源】ダイヤモンド・ザイ、広瀬隆雄さんのYou Tube
- アストラ(ASTR):小型ロケット打ち上げ
- ロケットラボ(VACQ):スペースXの次にロケット打ち上げ実績のある会社
- ブラックスカイ(SFTW):人工衛星からデータを収集
- スパイア・グローバル(NSH):人工衛星からのデータを低コストで提供
- ヴァージン・ギャラクティック(SPCE):宇宙観光
- まとめ:宇宙関連銘柄はリスクが高いが当たれば大きい
【情報源】ダイヤモンド・ザイ、広瀬隆雄さんのYou Tube
まずは情報源から。
ダイヤモンド・ザイの記事とじっちゃまのYou Tubeの動画です。You Tubeでは時折、宇宙関連の質問がでています。宇宙関連について知りたい方は、まずはダイヤモンド・ザイの記事を見るのが良いと思います。
アストラ(ASTR):小型ロケット打ち上げ
まずはアストラ(ASTR)。この会社は低コストで小型のロケットを売り上げる会社。
近年は半導体技術の進歩により、人工衛星のサイズがどんどん小さくなっています。以前であればスクールバスくらいの大きさがあった人工衛星と同じ仕事を、今ではトースターくらいの小さい人工衛星でもこなすことが可能となりました。また、地球に近い低軌道に人工衛星を打ち上げる場合、それほど大きなロケットは必要ないため、打ち上げ費用も低コストで済みます。(ダイヤモンド・ザイより)
私がYou Tubeを聞いている感覚では、じっちゃまはこの会社を推していますよね。宇宙というと華々しいイメージがありますが、アストラは違うようです。運送会社のように、黙々と小型ロケットを打ち上げるイメージを想像すると良いようです。小型ロケットを宇宙に運ぶのが仕事のようです。
ロケットラボ(VACQ):スペースXの次にロケット打ち上げ実績のある会社
次はロケットラボ(VACQ)。この会社はSPAC銘柄で、将来はTlckerが変わる予定です。
ロケットラボのロケットは、スペースXのそれより少し小さいものの、小型ロケットから大型ロケットまでそろえています。積荷も人工衛星を運ぶだけではなく、有人飛行も想定しています。ロケットラボの特徴は、技術力がしっかりしている点にあると思います。(ダイヤモンド・ザイより)
ロケットラボはロケット打ち上げ実績がスペースXの次にある会社。ちなみにスペースXはイーロン・マスクが起業した会社です。ですから、もしロケット打ち上げがビジネスになるとすれば、スペースXについで恩恵を受ける会社と言っていいと思います。
ブラックスカイ(SFTW):人工衛星からデータを収集
次にブラックスカイ(SFTW)。ブラックスカイもSPAC銘柄でTickerが変わる予定です。
小型の人工衛星で地球を観測し、そのデータを米国の国防省などの顧客に届ける仕事をしています。こうした情報は機密性が高く、外部に漏れてはいけないタイプのデータと言えます。ブラックスカイは、多くのお金を持ち、今後ずっとデータを買い続けることが期待できる得意先に対して、長期に渡って提供することを狙っています。(ダイヤモンド・ザイより)
ブラックスカイはロケット打ち上げではなく、人工衛星からデータを収集し、データを販売する企業。アストラやロケットラボとは違うビジネスモデルです。顧客は国防省など、機密性が高い情報を扱う組織。こういう組織は簡単に取引先を変えないですから、長期間の契約を狙うスタイルです。
スパイア・グローバル(NSH):人工衛星からのデータを低コストで提供
スパイア・グローバル(NSH)。スパイアもSPAC銘柄でTickerが変わる予定です。
スパイア・グローバル(ティッカーシンボル:NSH)もブラックスカイと同じように、小型人工衛星から地球を観測するビジネスを行っていますが、ブラックスカイが軍事関連のような極秘のプロジェクトを扱っているのとは対照的に、同じようなデータを広くネットで公開し、複数の利用者に何度も再利用してもらうビジネスモデルとなっています。(ダイヤモンド・ザイより)
スパイアもブラックスカイのようにデータを提供する企業です。しかしブラックスカイと違うのが、データを低コストで販売すること。国防省などではなく、一般企業を想定しているのでしょうか。低コストで世間一般に販売する。ただしこのビジネスは、現時点で需要があるのかわからないよう。ですからリスクは高いです。当たれば想定外の成長率がある可能性もあります。
ヴァージン・ギャラクティック(SPCE):宇宙観光
最後にヴァージン・ギャラクティック(SPCE)。この企業は宇宙観光を想定しています。
ヴァージン・ギャラクティック(ティッカーシンボル:SPCE)は、宇宙旅行を企画する会社です。具体的には、宇宙船を双胴の飛行機(母船)で高高度まで運び、切り離した後はロケット噴射で大気圏を超え、宇宙空間で数分間にわたって無重力の世界を体験。その後、大気圏に戻ってからは滑空して米国・ニューメキシコ州の基地「スペース・アメリカ」へ帰還します。(ダイヤモンド・ザイより)
ただしヴァージン・ギャラクティックを、じっちゃまはあまりオススメしていないように思います。今までYou Tubeなどで何度か名前が出てきましたが、あまり良い印象を抱いていない様子。理由として、宇宙旅行がビジネスになるのかわからないこと、ロケットのテストフライトで何度も失敗していることが挙げられます。
まとめ:宇宙関連銘柄はリスクが高いが当たれば大きい
まとめですが、調べてみた限り、宇宙関連銘柄はリスクが高いなと感じました。というのも売上が立っていない銘柄が多いこと、SPAC銘柄が多いことが理由です。ビジネスとして成り立っていない企業がほとんどです。ストーリーだけで買われている気がします。
ただし宇宙は未開発なので、当たれば大きいのも事実。ヴァージン・ギャラクティックは、創業者がロケットで旅立つというニュースで株価が急上昇しました。もしビジネスになれば、大きな利益が得られるかもしれません。
masahiro-us-stock.hatenablog.com
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