ハイパーグロース銘柄の1週間の動向です。まず基本指数ですが、
S&P500→−0.43%、NYダウ→−0.51%、ナスダック→+0.31%
となっています。グロース銘柄の多いナスダックだけがプラスで終わり、バリュー銘柄の多いNYダウやS&P500を引き離しています。
またハイパーグロース銘柄は(一部抜粋)、
テスラ→−1.5%、ZOOM→+2.76%、OKTA→+3.95%、クラウドストライク→+10.47%、ドキュサイン→+3.57%、Unity→+6.94%、ARKK→+1.47%
となり、テスラなど一部銘柄はマイナスに沈んでいます。しかしプラスで終わった銘柄が多いです。
- 米国10年祭利回りは1.623%で落ち着いた展開
- ハイパーグロース銘柄のETF「ARKK」は+1.47%
- ZM+2.76%、CRWD+10.47%、OKTA+3.95%、NCNO+14.89%、コインベース−13.17%
- まとめ
米国10年祭利回りは1.623%で落ち着いた展開
まずは株式に大きな影響を与える米国10年祭利回りの動き。
今週の10年債利回りは1.69%まで達するときもありましたが、週末には落ち着いた展開となっていて、週間で見ると大きな変化はありません。
ハイパーグロース銘柄のETF「ARKK」は+1.47%
厳密にいえば違うのかもしれませんが、ARKKはハイパーグロース銘柄を集めたETFといえます。ARKKの動きはハイパーグロース銘柄の動きの参考になると思います。まずはARKKの最新ポートフォリオ(5月21日分)。
週間でマイナスのテスラの保有割当が10.11%とトップです。またコインベースも週間でマイナスでしたが10位の3.45%。それでもARKKはプラス1.47%で終わっているので、他の多くのハイグロ銘柄は上昇しているということでしょう。ですから、ハイグロ銘柄は総じて見ると上昇した1週間だったと思います。これから先はどうなるのかわかりませんが、先週1周間をみるとハイグロ銘柄に資金が集まっています。
ZM+2.76%、CRWD+10.47%、OKTA+3.95%、NCNO+14.89%、コインベース−13.17%
私はZOOMに投資していますので、ZOOMの動きを毎日追っていますが、先週のZOOMの動きは強かったです。金曜日だけ利確の動きが出たのかマイナスでした。しかし総じて見ると強い動き。個人的にZOOMはハイグロ銘柄の代表格と考えているので、ZOOMが強いのはハイグロ全体の状況を表していると思います。
またCRWDがとても強く+10.47%。ホルダーの皆様うらやましです。OKTAも+3.95%と強かった。ドキュサイン+3.57%。このあたりの強豪ハイグロ銘柄はしっかりでしたね。
ただし2020年以降にIPOしたハイグロはまちまちでした。コインベースはビットコインのギクシャクをもろに受けてマイナス13.17%。コインベースはIPO直後がピーク。アファーム、GDRX、RPRXあたりはやや弱い展開でした。
一方、C3AiやNCNO、ドリブンブランズはプラスでした。C3Aiは+17.79%と大幅にプラスですが、YTD(年初来)でみると−55%と大きくマイナスになっています。この中で一番凄いのはドリブンブランズ。最近1ヶ月の動きはどの指数、どの銘柄よりもいい動きをしています。
まとめ
先週1週間で見ると、バリュー銘柄の多いNYダウはマイナスで終わったが、グロース銘柄の多いナスダックはプラスで終わった。先週1週間で見るとバリュー銘柄よりグロース銘柄に資金が集まっている。
またハイパーグロース銘柄の多いETFであるARKKは、ナスダック指数よりも上昇しているので、ハイパーグロース銘柄に多くの資金が集まった。ハイパーグロース銘柄の中でもCRWDやオクタ、ドキュサインなどに資金が集まった。
これからどう動くのかはわからないが、先週1週間はハイパーグロース銘柄に資金が集まった。
関連記事
masahiro-us-stock.hatenablog.com