ZOOM(ZM)の先週の株価の動きです。ZMの株価は再び急落し、1週間で−5.81%。長期金利の上昇でZMの株価は下落しています。18日の取引では336ドルから316ドルまで下げ幅を広げました。ただ19日は326ドルまで回復しています。
株価346→326ドルの−5.81%。再びの急落。
景気回復期待による長期金利の上昇は続いています。その影響でZM含むハイパーグロース銘柄の株価は急激に低下しています。3月に入りずっと調子が悪いので、そろそろこの傾向も終わるのではないかと考えていましたが、先週も流れは続きました。
長期金利の動向がハイパーグロース銘柄の動向を左右するといっても過言ではありません。
株価の地合は悪いが、ZMに期待する人は多い
ただZMの地合は悪いのですが、ZMに期待する声は少なくありません。
今の局面ではグロース株が安い。具体的には $GOOG $AAPL $MSFT $AMZN $FE や $ZM $OKTA $CRWD $TDD $TWLO 稀な買い場!この局面で何一番買ってほしいかといわれれば、僕はそこらへんのグロース株を買ってほしい!」
— じっちゃまとめ【米国株投資まとめ】 (@gityamatome) March 20, 2021
広瀬隆雄氏ことじっちゃまも折に触れて、ZMを推しています。直近のYouTubeでもZMを推していました。
また米国内でもZM推しの声は多いです。ざっとYahooFinanceを見ても、
などなど、ZM推しの声は多いです。基本的に
- ZMの決算は好調だった。会社の今後の見通しも良かった。
- アフターコロナでも業績は期待できる
という考えがZM推しの理由だと思います。特に会社側のガイダンスは売上高前年比42%の伸びとかなり良い数値です。
パンデミックの在宅勤務は持続する
さらにこんなニュースもありました。
ホワイトカラー従業員がリモート作業を余儀なくされた影響は、すぐにもとには戻らないという内容です。
在宅勤務に限らず、「本当に人と人が接触しない(顔を合わせない)と働けないのか?」という現実が生まれています。社内の会議、営業、作業の仕方、リモートでいいんじゃないか?という現実が今回のパンデミックで生まれました。「リモートでいい=コスト削減に繋がる」のであれば、営利企業である企業はその選択肢を選ぶでしょう。遅かれ早かれリモート化は避けて通れない道なのだと思います。
チャート。300ドル付近が下値の可能性はある。
最後にチャートです。ZMの株価は300ドルが重要です。前回の下値は310ドル付近でした。ここで踏ん張ることができれば310ドルが下値となる可能性があります。現在の320ドルは将来振り返れば、絶好の買い場だったと言える日がくるかもしれません。
逆に300ドルを下回れば、フリーフォール状態で急降下する可能性もあります。それは怖すぎるのであまり考えたくないシナリオですが、念の為。
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