VTIをメインに投資する理由。投資の失敗で損をだし続け、市場平均のほうが勝てると思い至った。

私がVTIに投資する理由は「投資の失敗から市場平均に投資したほうが勝てると気づいたから」。ようやく「プロでも市場平均に負ける。だから普通の人は市場平均を買うのが正解」という「敗者のゲーム」の著者チャールズ・エリスの言葉や、「一般の人は市場平均のETFを買いなさい」といったウォーレン・バフェットの言うことが分かりました。私の場合、最初から市場平均ETFを買ったほうが成功していたと思います。同じ失敗を犯さないように、現在はアメリカの株式市場全体に投資する「VTI」をメインに投資しています。

投資の失敗が原因

自分の失敗を披露することはためらいがあります。といっても破産するとかそういうレベルではありません。個別株で損をした、そもそもVTIを買っていればもっと儲かっていたという話です。

私が投資を始めたときは「日本の個別株を売買するのが投資だ」と思っていました。要は日本株で短期取引をするということです。最初はわけが分かっておらず取引回数が少なく損はあまりしませんでしたが、信用取引に手を出したのが最初の大きな失敗でした。

あれは株価が急激に下がっているときでしたが、目をつけたのは三井物産という商社株。三井物産信用取引で買いました。もちろんレバレッジをかけて自分の資金以上の金で、ですwww。「これだけ下がったのだからもう上がるだろう」という何の根拠もない判断です。

その後はまあ当然ながら株価は下がり続けました。すると証券会社から「追加の資金を入れてください」という連絡が(俗にいう追証)。そのときは自分には追加の資金がなかったですから、親父に金を貸してくれと泣きつきました。まあ◯十万円くらいです。親父は私が金にセコいことを知っていましたから返済できると思ってくれたのか、「お前なら返せるだろう」と金を貸してくれることになりました。

しかし実際には追証はいりませんでした。三井物産の株を売ると口座に現金が発生するので追証はいらなかったのです。こんな何巡な信用取引の仕組みも分からないド素人が、信用取引に手を出したのがそもそもの間違いです。

まあその後もFX、米国株のブルーエプロン(APRN)で損を出したり、かなり話題になったゲームストップ(GME)でも損を出しました(ちなみに2018年のことなのでロビンフット関連ではないです)。逆に儲かっている銘柄の日本株イオンや米国株のターゲット(TGT)を早く売ってしまい儲けるところで儲けていないと事態も経験しました。

 

失敗続きの投資歴で、これじゃいかんということで米国株の連続増配株への投資に舵を切りました。王道の長期積立ということですねwww。まあしかしこれも儲からない。当時もてはやされていたコカ・コーラやタバコ銘柄のアルトリアやフィリップモリスは全然株価が上がらないwww。今、思うと笑いがでるくらいですが、当時は「連続増配銘柄への投資が一番の王道だ」と思っていました(レバレッジを効かせるような最悪な投資法ではないですけどね)。

連続増配銘柄への投資をしているとだんだん、「あれっ?これ儲かってないよね。絶対に市場平均に負けてるよね?配当金増えても、たった数%だよね?」と怒りに似た感情が湧いてきます。

そこで出会ったのが著名YouTuberの高橋ダンさんでした。私の救世主のように思っていましたが、結果的に私には失敗でした。高橋ダンさんは短期取引をすすめるのですが、取引回数が多くなって手数料が気になるレベルになりましたし、儲からないアイデアもかなりあるので取引するごとに損している気がしていました。また金や銀にも投資するということなのですが、全然あがらないし逆に下がってるんですがと。でこの投資法に少々疑問を感じているうちに私はようやく気が付きました。

最初からVTIを持っているだけのほうが儲かってね????

明らかにS&P500のほうが上がってない?

VTIはアメリカの株式市場全体に投資するETFです。S&P500というアメリカを代表する株式市場とほとんど同程度のパフォーマンスです。S&P500というのは株式投資をしていたら必ず目にする指標。まあ株価をチェックすると必ずと言っていいくらい目にするものです。

で思うわけですよ、連続増配銘柄に投資していた時代や高橋ダンさんの影響を受けていたときに。「自分のポートフォリオよりもS&P500の方が上がる回数と上昇率が多い」。毎日株価をみるわけですが、自分の持っている株が上昇している回数や上昇幅よりも、S&P500のほうがだんだんと大きくなっているんですよ。それを毎日みるとモヤモヤ感がどんどん溜まってきます。「なんだこのやり方は。やり方間違ってるんじゃないか」。

放ったらかしにしていた401Kのほうがパフォーマンスが良い

話は変わるのですが、私の勤める会社では退職金制度は401kを採用しています。会社が掛け金を支出して自分で運用するというものです。私が選んだ運用先は外国株式100%でした。現在10年位たつのですが、かなり上昇しているんですよね。この期間、私は信用取引やFX、連続増配銘柄への投資をしたり、最後にはYouTuberの影響も受けました。色々やったのですが、結果はほったらかしにしていた401kのほうが勝っていたという、あれだけかけた時間は何だったんだという結末を迎えました。 

結局は投資の神様のいうことが正しかった

株式市場に連動するETFを買いなさい、という言葉は耳が痛いほど聞きます。投資の神様ウォーレン・バフェットも「S&P500に連動するETFを9割、短期国債に1割」と言っていますし、プロでも8割は市場平均に負けるといいます。

結局、私もこのやりかたが私にとって一番正しいと思っています。市場平均に勝てなかった。売り時や買い時のタイミングは本当に難しいし、私の銘柄選びはほとんどサイコロ転がしと同じくらい運に任せた行為でした。

なので心のなかでは諦めの気持ちもあるのですが、同じくらい市場平均に投資すれば勝てるかもしれないという明るい気持ちもあります。うまくできないのだったら失敗しないやり方を選ぶのがいい。市場平均に投資すれば勝てる。今ではそう思っています。

 

関連記事:サブで個別銘柄を保有しています。その理由について書いています。

masahiro-us-stock.hatenablog.com