FRBの動きから投資を考える

FRBの行動を軸にした投資の視点と実践

【米国株1週間】S&P500−0.94%、米国債利回り1.1670→1.0970。

今週の米国株式市場は下落。S&P500はマイナス0.94%、米国債利回りは1.1670→1.0970に下落しました(米国債価格は上昇)。若干のリスクオフの展開です。理由は材料出尽くし感かなと。バイデン次期大統領が追加景気対策を打ち出したこと、FRBのパウエル議長が「出口戦略には早い」とコメントしたことで一旦の利確のポイントになったのかもしれません。

S&P500−0.94%、NYダウ−0.50%、ナスダック−0.62%、ラッセル2000+1.90%

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主要3指数は揃って下落していますが、小型株の多いラッセル2000は週間で上昇しています。現在、小型株が強いことがわかります。またダウやナスダックよりS&P500のほうが若干パフォーマンスが悪いです。伝統的なバリュー株の多いNYダウ、ハイテクの多いナスダックが強い相場になっているのでしょうか。

しかしここにきて相場は一息ついているのか。大統領選後の爆上げ相場は完全に終わっています。まあ金融緩和は続いているし、個人給付を含む景気刺激策も控えているので最悪の事態にはならないのかなと。さらにコロナワクチンも次第に摂取されているようなので、コロナも終わりが始まっていると思います。

米国債利回り1.1670→1.0970

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米国債利回りは今週下落しました。先週までは利回りが上昇していたのですが、パウエル議長が出口戦略には遠いと発言したことで下落しました。FRBはインフレ率が2%を安定的に超えるまで緩和を続けるといっていますので、まだ出口には遠いです。2%にいってもすぐに緩和終了ではないので、まだ2%にも到達していない現状では出口に程遠いです。2021年は緩和が続くと思います。

ただこれから米国債利回りが上昇する下落すると、どちらか一方に行くと予測するのは難しいです。したがって米国債に投資するのもまだ時期尚早かなと考えています。

「株を少し売り、米国債少し買い、現金増やす」

これらを踏まえて、現状では価格の上昇した株を少し売り、利回りが上昇した米国債を少し買い、現金ポジションを増やすことがいいかもしれません。株は材料出尽くしがありますよね、今まで上昇したので相場を冷やす期間が必要かもしれません。

米国債は今買っても、絶対に値上がりするわけではないと思いますが、少し価格が下がったので少し買える水準かなと。ただ米国債もどちらに行くかはわからないの、米国債よりも現金を増やしたほうがいいのかもしれません。