スタークジェガンの投資ブログ

投資は長い時間をかけて大きくするもの。短時間で手に入ったものは短時間で失う。

エクソンモービルへの投資はギャンブルに近い。

エクソンモービルの業績は分からないことに左右されすぎる

エクソンモービルへの投資はギャンブルに近いと考えている。理由はこれから業績がどうなるのかわからないから。例えばIBMのように業績が横ばいというのなら、投資妙味はないわけではないだろうし、配当再投資戦略も効果があると思う。

 

しかしエクソンモービルの場合、業績が下がる可能性がある。おそらく業績の先行きは原油価格や原油の需要、および供給による。この原油価格や需要供給はどうなるのか分からないので、エクソンモービルの業績はわからないことにコントロールされる割合が高いと考えられる。わからないことにコントロールされる割合が高い場合、それはギャンブル要素が強いというのではないだろうか。

 

少し詳しく考えてみる。原油価格の先行きは分からない。個人的には50ドルを超えることはもうないのではないかと考えている。なぜなら原油に昔ほどの価値はない。私が小学生のときは「石油はあと30年でなくなる」と聞いたことがあるが、そんなことはなかった。むしろ今はあぶれているくらいだ。

 

原油価格が上がれば米国のシェール企業が掘り世界の産油国も掘る。価格が高ければいくらでも出てくる。だから原油価格は上がらないと思っている。価格が上がれば業者が掘って原油が溢れ価格が下る。単純明快。

 

また需要はピークを迎えたという話もある。

 

www.nikkei.com

 

IEA(国際エネルギー機関)はコロナウイルス前の2019年に、「原油需要は2030年ころからほぼ横ばいになる」と言っている。しかしコロナウイルスの影響でBPの見方の通り、2019年がピークになったか、もしくはピークが2030年より前になる可能性がある。

 

いずれにしろ供給過多の状況はこれからも続くことは確実だから(国や業者が掘るのをやめることはない。どちらにしろ価格が上がれば掘る)、少しばかり需要が増えても供給は需要に簡単に追いつく。原油の場合、需要と供給では絶対的に供給が大きい。だから価格は安くなる方向に力が働く。

 

わざわざ投資するほどなのか

と、ここまで個人的な意見として「原油価格は上がらないのではないか」と書いたが、その逆のパターンも可能性はないわけではない。何らかの出来事で原油価格が上がり、エクソンモービルの業績が回復する可能性はある。そうなれば現在、安くなったエクソンモービルに投資した人たちは報われることになる。

 

また未来に起こる出来事として、「ハイテク企業の株価が下がり、エネルギー企業の株価が上がる」ということも無きにしもあらずだろう。先のことは誰にもわからない。

 

ただ思うのはエクソンモービルの悪材料のこと。その悪材料を全部わかった上でエクソンモービルに投資することは、針の穴に糸を通すくらい難しい行為をしているということだ。現時点でわざわざエクソンモービルに投資する意味があるのかということだ。他にも投資する銘柄は星の数ほどあるし、そこまでのリスクを背負わずにVOOなどに投資するのも手だと思う。

 

何よりエクソンモービルへの投資の条件として配当利回りの高さがあるが、エクソンモービルはこの配当金を維持できるのかという点がある。投資している人はすでにわかっていると思うが、はっきりいってこの先も維持できるのかは微妙だ。

 

諸々の点を考えるとエクソンモービルへの投資はギャンブルに近いものと思われる。どうなるか分からないことが多すぎる。

 

 

ただ注記しておくのは、エクソンモービルへの投資が絶対に間違いだというわけではない。ギャンブルに近いと言っているだけだ。エクソンモービルに別の視点があってもおかしくないし、再生可能エネルギーに希望を見出す考えもあるかもしれない。今は耐え時という考え方もある。盲目的に信じるのは危険だが、いろいろ勉強していけると思い投資することに他人は何も言えない。