スタークジェガンの投資ブログ

投資は長い時間をかけて大きくするもの。短時間で手に入ったものは短時間で失う。

フィリップモリスの2020年の各四半期ごとの決算。(Q2Q1済み)

Q2:2020年EPS見通し復活も、前年EPSを下回り配当性向がやや不安

☆売上、営業利益、EPS

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売上は前年比−13.6%、調整後営業利益は前年比−12.7%、EPSは前年比−11.6%です。はっきりいってボロボロです。コロナウイルスの影響があったのでしょうが、落ち込みがひどいです。この内容では良いところがないですが、希望は6月以降の需要が回復。会社側からの発表でありました。ただコロナウイルスは世界で再び蔓延しそうな気配があるので、再び外出禁止などあるかもしれないので先のことははっきりいえないです。

 

☆2020年通期見通し

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会社側は通期見通し発表を再開しました。4.92~5.07です。2019年の5.19よりは低い数値となっています。希望的観測としては、会社側予測はかなり保守的ではないかということ。というのも会社側はQ1時点でQ2のEPSは、1.00〜1.10と予測していました。実際には1.29と大きく超えてきました。2020年の見通しが4.92〜5.07としても、2019年のEPS5.19を超える可能性はあるのではないかと考えています。あくまでも希望的観測ですが。

 

☆配当金の持続可能性

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いつものことなのですが、PMの配当性向にはヒヤヒヤさせられます。理由は配当性向が常に90%とか80%だからです。配当金が減配される可能性を常に感じます。が、毎回こんな数値できていますから、PMやMOはこれが当たり前なのかなと感じます。

 

2020年も今のところ、配当金は大丈夫ではないかと考えています。2020年の通期見通しの下限4.92ドルしか稼げなくても、直近一年間の配当金4.65ドルは支払えます。理論上ですが。PMはこれくらいなら支払いそうなので、根拠薄弱ながらも個人的には配当金は大丈夫だと考えています。

 

☆Q2を見てPMの感想

こんなものだろうなというのが感想です。可もなく不可もなく。ただ配当金が気になりますが、6月は需要が回復しているというし。外出禁止措置がなくなれば需要は回復し、禁止が命令されれば需要は減る。Q3以降に売上や利益が回復すればいいのですが。

 

参考:

Philip Morris International Inc. Reports 2020 Second-Quarter Reported Diluted EPS of $1.25 Versus $1.49 in 2019, Reflecting Currency-Neutral Adjusted Diluted EPS Decline of 7.5%

 

Q1までは順調な決算。Q2以降は未知数、、、。

☆2020年Q1の決算

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フィリップモリス(以下PM)のQ1は順調な滑り出しです。売上5.95%増、営業利益は約11%増、EPSも約11%増です。重要なのは今後のことです。コロナウイルスの影響で会社側は通期見通しを撤回しています。コロナウイルスは喫煙者が重症化するという報道もありますので、喫煙をひかえる人が増えるかもしれません。だから先行きは分かりません。

 

ただQ1までの数値は良い数値が出ているのは間違いありません。そこは評価するところですね。

 

☆2020年見通し

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これは2019年の調整後EPSと2020年Q1のEPS、および2020年Q2の予測EPSです。会社側はQ2の予測EPSを1〜1.10ドルと見通しています。前期の1.46に比べるとかなり低いです。Q1の勢いが続くのならばよかったのですが、コロナの影響はやはり免れないのでしょうか。

 

☆2019年の配当性向

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参考にはならないかもしれませんが、2019年の配当性向です(調整後EPS)。2019年の配当性向は88.85%となり、それなりに高い配当性向です。まあタバコ銘柄はこれくらいの数値が普通です。

 

2020年Q1のように勢いのある数値が2020年中に続けば配当性向も安心でしたが、コロナウイルスの影響で雲行きが妖しくなってきました。とりあえずはQ2の決算を確認したいと思います。

 

Q1の数値を見る限り、PM株はとりあえずは投資継続です。

 

参考:

Investor Relations | PMI - Philip Morris International