スタークジェガンの投資ブログ

投資は長い時間をかけて大きくするもの。短時間で手に入ったものは短時間で失う。

ABBVの2020年各四半期ごとの決算。(Q2Q1済み)

Q2:アラガンとの合併で前年比較は難しい。とりあえず合併効果で成長している

☆売上、営業利益、EPS

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売上は前年比26.29%増、営業利益は77.88%減、EPSは3.54%増でした。売上の増加はアラガンとの合併のため、営業利益の大幅減は製造コスト、販管費、研究開発費の大幅増のためです。ただ調整後EPSは大幅に減少しているわけではないので、コスト増はアラガンとの合併のための一時的な増加なのかもしれません。Q2に入り営業利益が急減することも考えづらいので、アラガンとの合併の影響でしょう。

 

Q2はアラガンとの合併があるので、数値は前年とはっきり比較がしづらいです。ただ売上とEPSの成長はとりあえずあるのだろうなと思います。気になるのは前年と比較可能な売上だとマイナス5.3%の減少だということです。やはりコロナウイルスの影響は免れていないということでしょう。

 

☆2020年のEPS見通し

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アッヴィは2020年通気見通しを引き上げました。9.61~9.71から10.35~10.45です。これもアラガンとの合併のため引き上げています。

 

☆配当金の持続可能性

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配当金の持続可能性は高いと思います。現在配当性向は50%弱です。配当金に関してはとりあえず心配は不要だと思います。

 

☆Q2を見ての感想

今回の決算はアラガンとの合併があったので、正直、なんともいえないです。比較可能ベースでは減少しているのかもしれませんが、合併により成長はしていますので。どうなんでしょうかね、EPSの成長が株主の成長でもあるので、とりあえずEPSが伸びているのならば、、、という気がします。また配当金に関しては文句はないです。

 

あとはこれからですね。相変わらずヒュミラの売上割合が大きいので、他の製品を伸ばしつつ、ヒュミラも売り続けるというのがアッヴィの行く道でしょうね。行く末見守りたいです。ただいずれ成長は止まる可能性があります。そのときは配当金稼ぎの銘柄になってもらおうと思います。

 

参考:

AbbVie Reports Second-Quarter 2020 Financial Results | AbbVie

 

Q1:決算、配当金ともに順調。だが製薬なのでギャンブル要素ありか?

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ABBV(以下アッヴィ)の2020年第1四半期です。売上、営業利益、EPSすべてが順調です。これが高配当利回りの銘柄なのかと疑問に思うくらい、素晴らしい数値です。はっきりいって文句なく、ABBV株は強く維持したい銘柄です。

 

ただそれでも高配当利回りにはなにか理由があるはずです。おそらくアッヴィの売上No1商品のヒュミュラの特許切れが後味悪い感じなのかなと思います。製薬は売れる商品を作るのに莫大な時間と金がかかり、それでも成功するかどうか分からないと聞きます。ヒュミュラに続く商品はあるようですが、それでも何か不安を感じる部分はあります。

 

まあどのような企業も一寸先は闇かもしれずリスクはあります。長い先を考えても考えきれないと思うので、とりあえず現時点で業績が伸びているのならば素直に「良」とするべきかもしれません。

 

☆2020年のEPS見通し

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アッヴィが発表したEPS見通しです。2019年が8.94ドルでしたので、見通し通りならば約8〜9%増です。見通し通りに行くのならば素晴らしい数値だと思います。Q1は2.42だしているので、このままいけば達成できそうな数値です。

 

ただコロナウイルスの影響とかはどうなんでしょうか。薬なのでコロナウイルスがあろうとなかろうと必要とする人は必要とするのでしょうかね。

 

☆配当金の持続可能性

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2019年の配当性向です。通期で49%と余裕の配当性向です。そして10%の増配率。配当金目当ての銘柄としても文句のつけようがありません。ここまでの成績を残してもやはり先行きへの懸念が高配当利回りの理由なのでしょうか。製薬会社というのは難しいですね。

 

とりあえず現時点で言えることは配当金支払いに何の問題もないということです。

 

参考:

Investor Overview | AbbVie