Q2:コロナ下でも好調。文句なし
☆売上、営業利益、EPS
フェイスブックQ2の売上は前年比10.67%増、営業利益は28.9%増、EPSは97.8%増でした。すべて増加です。コロナ下の状況でもこのような素晴らしい決算を発表し文句ないです。
決算前はフェイスブックからは広告主が離れているのではないかという懸念が強かったです。しかし蓋を開けてみれば逆に増えていたということで、フェイスブックのビジネスの強さを思い知りました。現実にはフェイスブックから大手企業(コカ・コーラやユニリーバなど)は広告を外したようですが、フェイスブックの主な顧客である中小企業は広告を増やしたようです。
フェイスブックにもいろいろな問題はあり、大手企業からすればイメージダウンを恐れている可能性はありますが、フェイスブックには人が多く集まるので、中小企業は関係なく実を取りにいったのだと思います。
とにかくフェイスブックのここまで好調な決算を見ると、何の文句もありません。
☆2020年のEPS
フェイスブックは通気EPSを発表していません。2020年Q2が終わって時点ではEPSは前年の2倍稼いでいます。これは前年に制裁金があったためです。とりあえず2020年のEPSは2019年を超えることが確実です。あとはQ3とQ4です。フェイスブックによれば、Q3も好調に推移しているということで、悪くない決算にはなると予想しています。
☆Q2をみた感想
好調な決算で何もいうことはありません。黙ってホールドです。
参照:
Q1:売上17%増だが、先行きは見通せないようだ
Facebook(以下FB)の第1四半期は好調な決算です。売上17%増、EPSは101%増と素晴らしい数値を残しています。EPSには特殊要因がありましょうが、売上17%増は素晴らしいです。私的には何も言うことはないです。株価収益率もべらぼうに高くないし、投資条件を満たしています。
ただ会社側はコロナウイルスの影響はFBにも及ぶと言っているので、コロナウイルスの影響次第では先行きはどうなるのか見通せません。報告では4月の最初の3週間の広告収入は前年同期とほぼ同じだと言っています。成長はほぼないので、このあたりは懸念材料です。成長しないのならば、投資する意味はあるのかという疑問も残ります。
このあたりの成長性は2020年の第2四半期決算で確認し、成長が止まりそうならば入れ替えの可能性を判断したいと思います。