スタークジェガンの投資ブログ

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AT&Tの配当金増配率まとめ(2005〜2020)。36年連続増配中。ただ増配率は低い。

米国株投資家に人気のAT&Tは高配当銘柄かつ36年連続増配中です。配当金が好きな米国株投資家なら必ず目を引く銘柄です。私が見る限り、AT&Tはだいたい5%を超える配当利回りで推移しています(2021年1月現在7%超)。ただ株価的には非常に厳しいです。今までの株価の推移をみているると、株価の上昇が続くことはなく、高値を更新し続けていく銘柄ではないと考えます。さらに配当利回りは高いものの、増配率は高くなく、2%で前後で推移しています。 

 

ただ配当性向には余裕があり、今のところ減配の恐れはないので、安定した高配当を貰える企業と捉えるとAT&Tは魅力的に見えるかもしれません。

(2019年9月14日、2021年1月1日最終更新)

☆目次

1.AT&Tの配当金推移 

1株配当金 増配率
2020 2.08 1.96%
2019 2.04 2.00%
2018 2 2.04%
2017 1.96 2.08%
2016 1.92 2.13%
2015 1.88 2.17%
2014 1.84 2.22%
2013 1.8 2.27%
2012 1.76 2.33%
2011 1.72 2.38%
2010 1.68 2.44%
2009 1.64 2.50%
2008 1.6 12.68%
2007 1.42 6.77%
2006 1.33 3.10%
2005 1.29 #DIV/0!

 

AT&Tの増配率です。2009年から2%台で推移しています。四半期ごとの0.01ドルの増配がここから始まりました。リーマン・ショック以降、環境が変わったのか、それとも慎重になったのか。

 

年に0.04ドルの増配は投資家として満足いくものなのか。配当性向をみるともっと増配できるのではないかという気もします。ただ配当金の持続性と連続増配記録という視点から見ると、増配率が低いがゆえに続きそうだといえるのかもしれません(連続増配年数という記録自体にはなんの意味もないですが)。

 

2.配当金投資家から見たAT&T

配当金を重視する投資家にとって、AT&Tはどう映るのか。これは人それぞれといえます。とにかく配当金が欲しいという人はAT&Tは良い銘柄です。しかし株価も上昇してほしい、増配率も欲しいという人にはとても薦められる銘柄ではありません。AT&Tは株式市場からは決して評価されている銘柄ではありません。個人的にはAT&Tのエンタメ事業に魅力を感じますが、株式市場にはそう映っていないです。万年割安株という言葉がありますが、AT&Tはまさにそういう銘柄です。

 

株式投資なので絶対はないのですが、AT&Tに配当金は期待できるが、株価と増配率に期待しては駄目だと言えると思います。

 

3.AT&Tの現在の配当利回り

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AT&Tの現在の配当利回りは7.23%です。コロナショックで随分上昇しました。逆にいえば株価は随分下落しています、、、。嬉しいのか悲しいのか。

 

配当利回り7%超には個人的に魅力を感じています。が、やはり高配当には理由があって、 従来の業績不振に加え、コロナウイルスの影響、特にワーナー部門(映画)はどうなるのかという懸念があります。ワーナーの映画をオンラインで配信するというニュースで株価は一時的に上昇しましたが、結局株価は元に戻っています。エンタメ部門のライバルのディズニーにもそうした動きがありますので、株式市場はディズニーのほうに視聴者が流れると思っているのでしょうか。まあAT&Tはワーナーというエンタメ部門だけではなく通信事業などありますので、全てがディズニーと同じというわけではないですが、今のところ業績不振≒株価停滞≒高配当利回りという図式は成り立つのかなと思います。

 

★参考サイト:

AT&Tの過去配当金(AT&T公式)